Bonus Blog 2回目の投稿はAmineの3rdアルバムLimboからCompensating (feat.Young Thug)!
先にこのブログ方針と歌詞サイト、YouTubeのMVのURLを下記に添付しておくので興味あればチェックしてみてください。ベースとして、歌詞の全訳はせず、サビや個人的に「好きだなあ」と思うリリックに絞って解説していきます。大したことは書いてませんが、詳しくは下記のブログ方針まで!
このブログでは、英語解説する際、なるべく英語を英語のまま理解できる手助けになるよう英英辞典を利用しています。訳を知りたい場合は、知りたい範囲をドラッグして翻訳を押してみて下さい。
この曲の解説をAmine本人がYouTubeでしているのでそれを要約した文も一緒にブログしていきます↓
Bonus Blog
見出しの目次 : 関係代名詞のwhat、色んなthatの使い方等。
そしたら[Chorus]を●ずつに紹介。
[Chorus]
https://genius.com/Amine-compensating-lyrics
●Compensatin’ for your feelings
And you know the feelin’
●This is what you thought would heal it
But it makes you feel it
●Tryin’ things you thought would cheer it
But you grow to fear it
●Times, they come and go like spirits
●I see these signs the clearest
●Compensating for your feelings and you know the feeling
まずCompensating が何かっていう話ですね。
Compensate 動詞
1) to provide something good to balance or reduce the bad effects of damage, loss, etc.
2) to act in order to balance or correct something wrong or not normal
synonym : make up for
Nothing can compensate for the loss of a loved one.[Oxford Dictionary]
https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/english/compensate?q=Compensate+
日本語の意味は、何か良くないことを行動したり与えることで補うという意味。
この曲でAmineは女性との交友関係について歌っています。下記に添付しますがGeniusのYoutubeでAmineは、前に付き合っている人(彼女かは述べてない)が、間違っているけどそれをお互い認めたくない時。30分討論して、結論を出したとしても、何で30分もかけて相手は自分の気持ちの埋め合わせをしているのかと言っていて、Amine自身討論が嫌いで、人間関係に置いてはお互いを理解し合え、健全で正直なものでありたいと言ってる。
●This is what you thought would heal it but it makes you feel it
ここのwhatは関係代名詞。
関係代名詞のwhat
関係代名詞って聞くだけでもう拒絶反応でますね。
頑張って簡単に言うと、名詞のかたまりを作るのがこの関係代名詞。
This is a pen. 「これはペン」。この文ではThis = a pen になっていて、a penは名詞です。
短い文なんでまだシンプルです。
ただ、日本語でもこのa penの部分が長くなる言い方をするときがあります。
例えば、友達がサプライズで自分の欲しい物をプレゼントしくれて、「これ欲しかったんだよ!」と言いたい時。「これはーなんだよ」に関してはThis is まで変わりないけど、「欲しかったんだよ!」は a pen のように短い単語で表現するのは難しいですよね。そんな時、このwhatの関係代名詞の出番です。
This is what I wanted! これ = 自分が欲しかった物。
文なんかは a pen より長いけど文法上の役割は一緒です。 “what I wanted”で一つの名詞なんです。なんとなく名詞のかたまりを作るということのイメージができたでしょうか。
もう一つwhatの関係代名詞で抑えたいことは、whatの後に続く文は文法的に不完全ということ。
先ほどの例文で考えると、wanted の目的語が欠けています。
目的語 ー 動詞の後に続く必要な名詞。I like sushi. でいうところの寿司の部分。
動詞の中でも他動詞 (目的語を必要とする動詞) と自動詞 (目的語を必要としない動詞) があります。
細かい例外は置いといて、この二つの簡単な見分け方は「何を、何が?!」とつっこむことができる動詞は他動詞と覚えておくのが楽です。
なんで、 I want /「私は欲しい」言われたら「何を?!」ってなりますよね。だからwant は他動詞で、その目的語が欠けている先ほどの例文は、文法的に不完全な文となるわけです。
like/do/tell/think なんかも他動詞です。自動詞の単語は live/run/swim のように「何を?!」ではなく、「どこで?」とつっこめる動詞です。
AmineのリリックだとThis = what you thought would heal it. で thought の後の主語が欠けています。S think that S V のthat節の中のこの太字の主語です。that の接続詞は元々口語では省略される傾向にあります。 (that の接続詞は次に説明 )
直訳ではないですが、これが彼女が考える彼女の気持ちを癒す方法みたいな感じです。
GeniusのYouTubeで話しているAmineの言葉を借りてこのリリックを少し詳しく言うと、
恋愛において、議論することは通常、誰かのためではなく、自分のためで、自分の気持ちを埋め合わせるために、議論し、自分が正しいと感じる方法を見つけようとしているだけで、実際のところ、ただそういう人は自分自身を癒そうとしているだけに感じる。
他にもwhatの関係代名詞の例文をいくつか上げていきますね。
ー That’s not really what I meant.
マジでそういう意味じゃなかった/mean の目的語が欠けている。
ー You never told me what you do.
あなたが何をやってるのかまだ聞いてない。tell は後ろに目的語を二つ持って来れる単語。第4文型ってやつです。tell O (人) O (事)の太字の部分の名詞のかたまりをwhatで作り、doの目的語が欠けた不完全な文。
●Tryin’ things you thought would cheer it but you grow to fear it
関係代名詞のthatと接続詞that、その他thatの使い方
これも中々の拒絶案件なのですが、
頑張って簡単に言うと、名詞を説明している that が関係代名詞で、動詞の説明をしている that が接続詞です。
1) I know the feeling that you have.
2) I know that you feel about it.
1) の that は直前にある the feeling という名詞の情報を関係代名詞の that 以降の文説明していて、
2) は know という動詞に対して知っている内容を that の接続詞を使って説明しています。
同じ that でも説明している品詞が異なります。また、これら両方の that は省略可。
歌なので that と主語が省略されているため一度省略のない文を作ってみます。
You’re trying things that you thought that you would cheer it.
どうでしょうか、どっちの that が関係代名詞、接続詞と区別出来ますか?
一つ目の that が直前の things という名詞を説明している関係代名詞で、2回目の that が thought 「考えた」という動詞の考えた内容を that 以下の文章で説明しているため接続詞の that になります。
なのでthatを文章中に見つけたら選択肢は4つ
1) 関係代名詞のthat。
2) 接続詞のthat。
3) 形容詞のthat。”あの”本みたいな名詞の前にくるやつ。 May I close that door?
4) 指示代名詞のthat。指示代名詞、「だっる!」思うかもわかんないですが、中学で始めのほうに習うあれです。
ー That is awesome./それいいね。
ー That’s what I wanted to say./それオレがいいたかったやつ
訳は「自分が癒えると思っていることを試すが、恐怖は増す」、みたいな感じです。
自分の間違いを認めないでただ自分を癒そうとしている行動は、あなたが未熟であるようなもので、気分が良くなることを試しているだけ。結局、そうして続ける関係はうまくいかない。
●Times, they come and go like spirits.
誰かが亡くなって去ってしまうと、なぜその人がそんなに偉大だったか、なぜ彼らを愛していたのか、なぜ彼らが自分にとって大切なのかを思い出し始めが、厳しい時期もスピリットみたく来ては去っていく。
●I see these signs the clearest
こういった些細なことで、分かれないといけないサインが見える
以上です!
どうでしたでしょうか?少しでも英語学習の役立てたら幸いです。
コメント